開学50周年記念市民公開講座「滋賀医大おうみ巡回講演会」を開催しました。
5月18日(土)、開学50周年記念市民公開講座「滋賀医大おうみ巡回講演会」を高島市と共催で開催しました。
今回は、全4回シリーズの第3回講演会として、藤樹の里文化芸術会館(高島市)において地域包括ケアをテーマに「人生の幸せな最期(さいご)をむかえるために」と題して開催し、約340名の方々にご参加いただきました。 また、講演会と並行して本学医学部附属病院の医師・看護師による健康相談コーナー、チーム大津京による「サイ五郎さんちの人生会議」絵本読み聞かせコーナー、高島市・高島市医師会によるEnding Note配布コーナーのブースを設けました。
講演会に先立ち、滋賀県立高島高等学校・安曇川高等学校吹奏楽部の皆さまによる演奏「音楽によせて幸せなひとときを」を披露していただき、会場の皆さまは熱心に耳を傾けておられました。高島高等学校・安曇川高等学校の皆さまにはあらためて心より感謝申し上げます。 続いて、本学ダンスサークルの学生により「ダンスとともに幸せなひとときを」、アカペラサークルの学生により「歌声にのせて幸せなひとときを」を地域の皆様へ感謝の気持ちを込めてお届けさせていただきました。
第2部の講演会では、高島市健康福祉部長 山本 功様からご挨拶をいただき、続いて松浦 博理事・副学長による基調講演、あいりんクリニック院長・前高島市医師会長 前田 昌彦先生を座長とし、本学公衆衛生看護学講座 伊藤美樹子教授及び本学救急集中治療学講座 塩見直人教授による講演が行われ、事前に寄せられた質問にお答えするなど、盛況のうちに終了しました。
本学では、令和6年10月に開学50周年を迎えることから、これまで本学の発展を見守り支えてくださった地域の皆さまへ感謝を伝え、本学が保有する健康増進に関する知見を広く地域の方々へ還元すること、本学が今後も継続的に医療人を輩出し、人々の健康増進に寄与する研究成果を世界に発信する役割を果たすため、一般市民の方が身近に感じられる疾患をテーマに、「滋賀医大おうみ巡回講演会 ~これまでの50年、これからの50年~」(県内4箇所・計4回の連続講座)を開催することとしております。次回第4回講演会は、いよいよ最後の講演会となります。がん・新型コロナ(新興感染症)をテーマに「~知って備える「感染症パンデミックと癌(がん)」~」と題して、令和6年8月3日(土)に大津市民会館(大津市)において開催します。皆さまのご参加をお待ちしております。