第１８回臨床研修指導医講習会を４年ぶりに対面で開催

第１８回臨床研修指導医講習会を４年ぶりに対面で開催

１１月２５日（土）、２６日（日）の両日、学内外から２６名の医師が参加し、「第１８回滋賀医科大学医師臨床研修指導医講習会」を開催しました。 この講習会は、医師法の臨床研修に関する省令の規定に基づき、研修医を指導する上で必要な経験と能力を培うことを目的に実施するものです。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度までリモートでの開催でしたが、今年度より病院４階の第４会議室を会場とし、４年ぶりに対面で講習会を開催いたしました。

受講された先生方も最初は緊張気味で、初日前半のグループワークは静かに進行しましたが、次第に積極的な意見交換が行われ、現実問題としての研修医の指導方法について、真剣な討論が行われました。

講習会終了後のアンケートでは、参加者より「後輩医師の指導について、これまで手探りで行っていた部分に新たに得た知識が使えると思います。」「教育や、教育に向かう我々指導医の質を上げることで、滋賀県の医療の改善につながるはずだと思いました。その中で、２日間サポートいただきありがとうございました。」との声もいただきました。

なお、今年度の講習会は、県内の地域医療向上に貢献するため、本院だけでなく広く門戸を開き、地域医療教育研究拠点から４名の医師が参加しました。

次年度以降の開催につきましても、地域への社会貢献や誰もが参加しやすい研修となることを意識し、開催していきたいと考えています。