日程
2021.12.18

近畿地方DMAT(災害派遣医療チーム)ブロック訓練に参加

12月18日(土)に和歌山県で大規模災害に備えた近畿地方DMATブロック訓練が実施され、本学医学部附属病院からDMATの隊員6名が参加しました。

この訓練は、近畿2府4県で災害時の医療体制整備の一環として実施されるものです。今回は「中央構造線断層帯を震源とした震度6弱の地震(前震)が発生した翌日に最大震度7の地震(本震)が発生し、紀北地域を中心に大規模な被害が発生した」という想定のもとで行われました。

訓練当日は本院DMATカーで岸和田SAに設置された参集拠点に集合しました。その後は和歌山市加太の和歌山県消防学校内に展開された加太SCU(重篤な傷病者を被災地外の医療機関へ搬送するための航空搬送拠点臨時医療施設)で活動を行いました。

実災害時には本学の体育館にもSCUが展開される可能性があります。今回の訓練は、他府県DMAT受け入れ時の課題や効果的なSCUのレイアウトなどを再考する良い機会となりました。

SCUでの診療活動
SCUでの診療活動
SCUでの本部業務
SCUでの本部業務
隊員とDMATカー
隊員とDMATカー