日程
2021.11.8
本学医学部附属病院「トリアージ棟」竣工記念式典を挙行しました
11月8日(月)、本学医学部附属病院「トリアージ棟」の竣工記念式典を同棟内の待合・トリアージ室にて挙行し、学内外の関係者約25名が出席しました。なお、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から、参加者数を制限するなど、基本的な感染対策を徹底した上で挙行しました。
式典では、上本学長より式辞が述べられた後、中條滋賀県副知事、佐藤大津市長、山本草津市副市長、金子滋賀県病院協会長/彦根市立病院長より祝辞が述べられ、上本学長、中條滋賀県副知事、佐藤大津市長、山本草津市副市長、角野滋賀県健康医療福祉部理事、金子滋賀県病院協会長、田中病院長によるテープカットが行われました。最後に、田中病院長より謝辞があり、式典は終了しました。
式典終了後は、中野感染制御部長、國友病院長補佐、施設課による施設説明及び見学(内覧会)が行われました。
「トリアージ棟」は、鉄骨造りの平屋で、延べ床面積約215㎡、事業費約2.5億円で新築されました。事業費のうち約1.1億円は、文部科学省の「附属病院多用途型トリアージスペース整備事業」による助成を受ける等、公的な補助金を受けて設置しました。
建物内には、患者さん用の広い待合スペース、診察室2部屋、スタッフ控室、処置室などを整備するとともに、各スペースにウイルスの拡散を防ぐため空気の陰陽圧管理ができる機能があり、感染症疑いの患者さんに対して安全に問診や検査、治療を行うことが可能です。また、巨大地震や風水害発生時には、より多くの命を救うための治療の優先順位を決めるトリアージスペースとして展開することを想定しています。
本施設を活用し、地域医療における最後の砦としての機能・役割を発揮するとともに、大学の教育・研究機能を確保してまいります。