滋賀医科大学医学部附属病院　クリニカルパス大会を開催

滋賀医科大学医学部附属病院　クリニカルパス大会を開催しました。

１０月３１日（木）、本学　臨床講義室３を会場に、本学医学部附属病院において電子カルテが運用されてから初となる、院外講師を招いてのクリニカルパス大会を開催しました。

今回は、以下の内容で開催しました。

一般演題「当院整形外科の人工膝関節置換術クリニカルパスの紹介」

1. 整形外科の人工膝関節置換術クリニカルパスの紹介　整形外科医師：熊谷康佑
2. 人工膝関節全置換術パスに沿った看護の展開　看護師：大西琴美
3. 人工膝関節置換術後のクリニカルパス-理学療法士の立場から-　理学療法士：久郷 真人

招聘教育講演「クリニカルパスを通して実現する医療の質の向上」

　　講師：福井総合病院　院長・日本クリニカルパス学会 理事　勝尾 信一氏

招聘教育講演では、勝尾信一氏を招き、クリニカルパスの仕組みや、委員会の役割、パスの作成運用の効率的な実践方法をご説明いただきました。また、電子カルテでのクリニカルパスの活用についてもご説明いただき、アウトカム入力について具体例をご提示いただくなど、大変分かりやすくご講演いただきました。さらに、本学医学部附属病院運用パスにおいて、評価入力の必要性についてご意見をいただきました。

参加者からは好評の感想が多く、アンケート結果や、今回頂いたご意見をもとに現状を調査し、クリニカルパス運用の改善に向けた取り組みを始めています。