令和元年度　第４回‘がんを学ぼう’市民公開講座を開催

令和元年度　第４回‘がんを学ぼう’市民公開講座を開催しました。

９月３０日（月）、本学附属病院第２会議室で「令和元年度第４回‘がんを学ぼう’市民公開講座」を腫瘍センター主催で開催しました。

今回は２つのテーマを取り上げて開催しました。

1. 「がん患者さんの心の変化について」～がんと上手に付き合おう～ 講師：緩和ケアチーム医師　森田　幸代
2. 「鎮痛薬を上手に使おう！」講師：緩和ケアチーム薬剤師　長谷川　千晶

第４回は、緩和ケアチームの講師により、がんとの付き合い方をテーマにして講座を開催しました。６０歳代の参加率が高く、１３名の方がお越しになりました。

「がん患者さんの心の変化について」～がんと上手に付き合おう～では、がん罹患後の不安な気持ちを解消するためのこころのケア、良い睡眠の取り方、ストレスの解消法などについて説明がありました。「鎮痛薬を上手に使おう！」では、痛みは我慢しなくてよいこと、医療用麻薬を含む様々な鎮痛剤の上手な使い方について説明がありました。講義終了後には、不安が少しでも和らいで良かったと安堵される方や、前向きな気持ちになられた患者さんもお見受けされました。当公開講座を通じて、がんのことを知っていただき、患者さんの不安が少しでも解消できましたら幸いです。