日程
2019.08.19-2019.08.20
東近江市・日野町方面で「地域里親学生支援事業」として夏期宿泊研修を実施しました。
本学では、将来地域での医療を志す医学生・看護学生を、入学時から、地域で活躍する同窓生や地域住民が「里親」「プチ里親」となって支援することで、地域医療に対する関心を持続・発展させ、「自ら望んで地域の医療にたずさわる医療人」として養成し、深刻化する地方の医師、看護師不足の解決を目指すことを目的とした活動に取り組んでいます。また、同事業の一環として、学生達の地域医療への関心を深めることを目的に年2回の宿泊研修を実施しています。
今回は「東近江市・日野町方面の医療と歴史・文化を学ぶ」と題し、8月19日(月)~20日(火)の2日間、宿泊研修を実施しました。大変な猛暑の中でしたが、学生・教職員併せて、総勢29名での研修となりました。
1日目は、旧八日市市にある通称・太郎坊宮を参拝しました。中腹駐車場から本殿まで約260段の階段を登りきると、蒲生野ののどかな田園風景が一面に広がっていました。午後からは、日野記念病院と東近江総合医療センターを訪問し、研修を行いました。
2日目は、湖東三山の一つである百済寺を拝観した後、あいとうふくしモール、永源寺診療所、近江温泉病院を訪問し、2日間の研修を終えました。
学生からは「時代に合わせて病院や診療所の役割が変化していることや、各病院の得意分野を活かして地域全体で連携しながら医療を行っていることなどを教えていただきました。」との感想がありました。
今回も、大勢の方々のご協力により、大変有意義で学生たちの心に残る研修となりました。