日程
2018.12.08
第3回滋賀医科大学特定行為フォーラムを開催しました。
12月8日(土)、メルパルク京都において「第3回滋賀医科大学特定行為フォーラム」を開催しました。
松末病院長の開会の挨拶に続き、第1部は臨床教育講座・伊藤教授の座長により、基調講演「医療政策と働き方のビジョン」として、下記の各講演が行われ、その後コメンテーターの松末病院長を交えたディスカッションが行われました。
- 「医療政策と特定行為」…厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室・習田室長
- 「日本看護協会が考えるビジョン、そして特定行為」…日本看護協会・福井会長
第2部は臨床看護学講座・遠藤教授の座長により、パネルディスカッション実践者講演「特定看護師に求められるもの」として、下記の各講演が行われ、その後コメンテーターの看護臨床教育センター・多川准教授を交えたディスカッションが行われました。
- 「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)管理関連から広がる慢性期看護」…国立病院機構医王病院・吉田認定看護師(慢性呼吸器疾患看護)
- 「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)管理関連から広がる在宅看護と連携」…ブリッジ訪問看護ステーション・橋口所長
- 「急性期看護における特定行為、実践者と管理者の立場から」…医療法人徳洲会八尾徳洲会総合病院・村中認定看護師(集中ケア)
- 「血糖コントロールに係る薬剤投与関連から広がる糖尿病看護と連携」…糖尿病ケアサポートオフィス代表 中山診療看護師・認定看護師(糖尿病看護)
その後、看護師特定行為研修センター・中井看護臨床准教授から本学特定行為研修について、臨床看護学講座・遠藤教授から修士課程における特定行為領域についての案内や、滋賀特定看護師研究会世話人・金城特定看護師から会の活動紹介がありました。
参加者は特定行為の実際を聴く貴重な機会に耳を傾け、活発な議論と参加者間の交流が図られました。最後に北川看護師特定行為研修センター長より閉会の挨拶があり、208名の参加の中、盛会のうちに終了しました。