医学教育に関するFD・SD研修会を開催

医学教育に関するFD・SD研修会を開催しました。

本学医学部医学科では、「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に準拠したカリキュラムを実施していますが、「医学教育モデル・コア・カリキュラム」が平成29年3月に改訂されたことから、改訂された内容をカリキュラムに反映していくことが必要となります。

そこで、医療人育成教育研究センターでは、医療系大学間共用試験実施評価機構の齋藤宣彦副理事長を講師にお招きし、改訂された「医学教育モデル・コア・カリキュラム」について理解を深めるためのFD・SD研修会を開催しました。

講師の齋藤宣彦副理事長は、文部科学省の「モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会（平成27年度～）」の委員長であり、平成13年に「医学教育モデル・コア・カリキュラム」が策定された経緯から、今回の改訂にいたるまでの経緯を分かりやすく説明いただき、「医学教育モデル・コア・カリキュラム」をどのように本学のカリキュラムに取り入れていくべきかについてもお話いただきました。

平成29年度に導入した新カリキュラムを継続して改善していくうえで、大変参考となる講演でした。

また、共用試験CBTやOSCEに関する内容にも触れられ、新たに実施が予定されている臨床実習後OSCE（Post-cc　OSCE）についても理解を深めることができ、参加した67名の教職員にとって、大変有意義な研修会となりました。