勢多だより
(2026年3月号)

退任教授の挨拶

中川 義久 教授/内科学講座(循環器内科)

中川先生写真

退任のご挨拶

2018年に内科学講座(循環器内科)に教授として着任して以来、皆様と共に歩むことができましたことに、心より御礼申し上げます。2026年3月をもって滋賀医科大学を退職することとなりました。日々の業務を円滑に支えてくださった事務職員の皆様、研究・教育・診療の現場を支え続けた教職員の皆様には、言葉では尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。滋賀医大の教職員が持つ誠実でひたむきな姿勢は、私が深く尊敬している点でもあります。

着任以来、私は特に学生教育に力を注いでまいりました。心電図を中心とした毎週の勉強会は、多くの学生が主体的に学び合う場となり、その学生が医師として羽ばたく姿を見ることが何よりの喜びでした。教育は未来をつくる営みであり、可能性に満ちた若い世代と過ごした時間は、かけがえのない財産です。学生諸君は、高い志を持ち恐れずに挑戦し続けてください。

また、循環器内科として、高度先進医療の導入にも教室一丸となって取り組んでまいりました。県内唯一の医科大学として貢献する責務を果たすべく、当科のスタッフと多職種の協力を得ながら体制を整備できたことは、大きな成果であったと感じています。

2026年4月からは、JCHO滋賀病院にて地域医療に携わることになりますが、滋賀医大で学んだ姿勢と理念を忘れず尽力してまいります。皆様の今後のご発展とご健勝を、心よりお祈り申し上げます。

 

谷 眞至 教授/外科学講座(消化器外科)

谷先生写真

退任のご挨拶

退職のときを迎え、お世話になりました滋賀医科大学の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

私は、1987年に和歌山県立医科大学を卒業し、大学病院や関連病院で消化器外科の研鑽を積んでまいりましたが、ご縁あって2014年8月に外科学講座(消化器・乳腺・小児・一般外科)の教授として本学に着任いたしました。不安もある中、無事に勤めることができたのは、教室の先生方を含め、多くの方のご理解とご協力があってのことと感謝申し上げます。

教授在任中は、副病院長(企画・評価担当)、手術部長や栄養治療部長、病歴部長、臨床倫理委員会委員長、開学50周年記念事業準備委員会委員として外科学以外のことも多く学ぶ機会があり、その経験は私の財産です。

新設医科大学である本学は、有力な関連施設が潤沢ではありません。しかし、ここ最近、本学の卒業生あるいは滋賀県出身の若い医師が、滋賀県内の病院で初期研修後に本学医学部附属病院での専門研修に従事することが増えているように感じます。私は2026年4月から、本学の第2病院ともいえる国立病院機構東近江総合医療センターに勤務することになりますが、クリクラの学生や研修医が一人でも多く本学の一員になる動機付けができるよう、尽力したいと思います。

多くの方々に支えられ、無事に退任を迎えることができました。皆様どうもありがとうございました。

 

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