日程
2025.03.25

「全身で蛍光タンパク質を発現する非ヒト霊長類を非ウイルス性の遺伝子導入手法を用いて作出することに世界で初めて成功」に関する記者説明会を開催しました

2025年3月25日(火)、本学動物生命科学研究センター築山 智之特任准教授から、報道機関等に対し、「全身で蛍光タンパク質を発現する非ヒト霊長類を非ウイルス性の遺伝子導入手法を用いて作出することに世界で初めて成功」に関する記者説明会を滋賀県庁にて開催しました。

説明会へは、多数の報道機関の皆さまにご参加いただきました。

本件の詳細(プレスリリース):https://www.shiga-med.ac.jp/sites/default/files/2025-03/20250325_pr2.pdf

POINT

  • 全身で蛍光タンパク質を発現する非ヒト霊長類(遺伝子導入トランスジェニック(Tg)カニクイザル)を、非ウイルス性の遺伝子導入手法を用いて作出することに世界で初めて成功した。
  • 本研究により、非ヒト霊長類において遺伝子導入動物を作出する実用的な非ウイルス性手法が確立し、今後、複数の遺伝子の同時発現・人為的発現制御など、より高度な設計を必要とする複雑な遺伝子改変が非ヒト霊長類においても可能になると考えられる。
  • マウスなど、小型の動物では再現できなかった様々な疾患の発症機構の解明に係る研究を、より強力に推進できるとともに、非ヒト霊長類を用いた医学研究の発展に寄与することが期待される。
記者説明会の様子1
記者説明会の様子1
記者説明会の様子2
記者説明会の様子2