日程
2024.04.30
産科学婦人科学講座(母子)辻 俊一郎准教授が、「第15回 ロート女性健康科学研究賞」を受賞しました。
本学産科学婦人科学講座(母子)辻 俊一郎准教授が、「第15回 ロート女性健康科学研究賞」を受賞し、2024年4月30日(火)に学長室を訪れ、上本伸二学長へ受賞の報告を行いました。
同賞は、母体の健康および不妊治療に関する研究と、女性の健康長寿に関する研究を振興し、産科婦人科研究の発展・向上に寄与することを目的として、産科婦人科研究に関する顕著な功績があった研究者に贈られる名誉ある賞です。
2024年4月19日(金)から21日(日)にかけて横浜市で開催された、第76回日本産科婦人科学会学術講演会内共催セミナーでは受賞記念講演会が開催され、辻准教授を含む受賞者3名による発表がおこなわれました。(発表演題名:帝王切開子宮瘢痕症の病態と治療)
【受賞内容】
帝王切開により生じる子宮峡部の創陥凹により、月経終了後の褐色帯下の流出、月経痛または続発性の不妊症を呈することが知られるようになってきた。昨年、本病態を国際的にCesarean scar disorder(帝王切開子宮瘢痕症)と称することが定められたところであるが、受賞者らは10年前より本課題に取り組み、妊孕能低下の機序の解明、妊孕能回復のための内視鏡手術の開発に取り組んできた。今回その成果が評価され同賞が授与された。
□第15回ロート 女性健康科学研究賞
https://www.rohto.co.jp/research/researchnews/research/2024/0422_01/