日程
2024.03.09
原子力災害医療派遣チーム研修を実施しました。
令和6年3月9日(土)に、原子力災害発生を想定した原子力災害医療派遣チームに係る研修を実施しました。
広島大学放射線災害医療総合支援センターから講師を招き、午前中は原子力災害医療派遣チームの概要や活動内容、原子力災害時のリスクコミュニケーションについての講習を受けた後、チームの指揮命令系統や活動内容を具体的にイメージするための机上演習を行いました。
午後からは、2チームに分かれ、実際に床や備品等を養生した上で防護服を着用し、患者受入れ準備から処置まで、実災害を想定した実習を行いました。
視野が狭くなり会話が難しくなる防護服を着用した状態で、放射性物質による汚染に注意しながら対応しました。患者さんを最優先にしながらの除染や慣れない状況での処置に戸惑うこともありましたが、改めてコミュニケーションの難しさと大切さを学ぶことができました。
研修終了後は参加者による振り返りを行い、今後の活動に活かすための改善点について活発な意見交換が行われました。
今回の研修を受けて、原子力災害医療派遣チームの活動を確認する良い機会になりました。