令和2年度第1回 看護師特定行為研修指導者講習会(滋賀医科大学)を開催しました。
2月11日(木・祝)、本学リップルテラスにおいて「厚生労働省委託事業 令和2年度第1回看護師特定行為研修指導者講習会(滋賀医科大学)」を開催しました。広島県から宮城県まで全国から32名の参加がありました。
今回は、新型コロナウイルスの流行により、現地集合講習から、e-learningによる事前学習及びWebによるオンライン講習としました。
e-learningでは、厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室 習田室長による「特定行為に係る看護師の研修制度について」、滋賀県健康医療福祉部医療政策課 切手課長による「手順書の作成過程とその活用」、本学附属病院医師臨床教育センター 小牧副センター長による「特定行為研修の研修方法について」、「実習における能力評価」、本学医学・看護学教育センター 伊藤教授による「フィードバック技法」、本学麻酔学講座教授 北川看護師特定行為研修センター長による「特定行為研修を修了した看護師の役割」を配信しました。
当日のオンライン講習では、病院長の開会の挨拶、北川センター長によるオリエンテーション、各グループによる自己紹介に続き、小牧副センター長による「実習における能力評価」、佐賀大学医学部附属病院卒後臨床研修センター 江村専任副センター長による「実践における手順書の活用について(演習)」、伊藤教授の司会により、北川センター長による「特定行為研修を修了した看護師の役割の理解と活用支援 」、中井看護臨床准教授による「特定行為研修を円滑に進めるための課題と対応策(演習)」の各講義と、研修指導、受講の経験者として医師の立場から本学附属病院小児科 柳学内講師から、また、看護師の立場から本学附属病院看護部NICU 井出特定看護師から話題が提供されました。また、講義ごとにグループ討論が行われ、参加者、講義担当者、タスクフォースを交え、活発な議論と意見が交わされました。最後に北川センター長より閉会の挨拶及び代表者への修了証の授与がありました。初めてのオンライン講習の試みでしたが無事に終えることができました。