日程
2020.12.06

原子力災害医療派遣チーム専門研修を実施しました。

令和2年12月6日(日)に、原子力災害発生を想定した原子力災害医療派遣チームに係る専門研修を実施しました。

広島大学緊急被ばく医療推進センターから講師を招き、午前中は主に放射線による人体への影響や、医療機関における汚染検査や除染の方法、初期対応等について講習を受けました。
午後からは、2チームに分かれ、実際に床や備品等を養生した上で防護服を着用し、患者さんの受入れ準備から処置まで、実災害を想定した実習を行いました。
視野が狭くなり会話が難しくなる防護服を着用した状態で、放射線物質による汚染に注意しながら対応しました。患者さんを最優先にしながらの除染作業や慣れない状況での処置に戸惑うこともありましたが、改めてコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。

研修終了後は参加者による振り返りを行い、今後の活動に活かすための改善点について活発な意見交換が行われました。講師からは、「普段から丁寧な対応をされていることがわかる実習だった。」とのコメントをいただきました。

今回の研修を受けて、原子力災害医療派遣チームの活動における汚染検査や除染の方法、初期対応等を確認する良い機会になりました。

写真:実習の様子①
実習の様子①
写真:実習の様子②
実習の様子②
写真:実習の様子③
実習の様子③