日程
2019.12.07
2019年度 日本学生支援機構優秀学生顕彰で本学学生が優秀賞を受賞
2019年度日本学生支援機構優秀学生顕彰の産業イノベーション・ベンチャー分野において、本学の医学部医学科第6学年・高畑 翔吾氏が昨年度の学術部門優秀賞に引き続き、優秀賞を受賞しました。
日本学生支援機構の優秀学生顕彰は、学術、文化・芸術、スポーツ、社会貢献、産業イノベーション・ベンチャー、国際交流の各分野で優れた業績を挙げた学生・生徒に対して、これを奨励・支援し、21世紀を担う前途有望な人材の育成に資することを目的として実施されています。
今回の受賞は、高畑氏が、本学医学部学生2名(医学科第5学年 大前 瞭太氏・看護学科第4学年 長尾 青空氏)と共に「文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXTプログラム)」に参加し、セミナーやワークショップを経験する中で、自分達が認識した医療上の課題の解決策として考案した「脳卒中早期発見アプリ」を開発し、「ミライノピッチ」を始めとする3つのビジネスコンテストで優勝、大学と共同で特許出願を行った後、JST(科学技術振興機構)の「社会還元加速プログラム(SCORE)」に採択され500万円の研究開発費を獲得したことなどの業績が高く評価されたものです。
高畑氏は、12月7日(土)の表彰式出席後、12月13日(金)にはEDGE-NEXTプログラム担当教員の松浦特任教授とともに学長へ受賞を報告し、「4月から研修医としての生活が始まりますが、引き続きプロジェクトをリードし、脳卒中の発症を日々恐れる患者さんたちに光明をもたらすアプリを世に出したいと思います。」とコメントしました。