「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018滋賀医科大学」が開催されました。
10月13日(土)と14日(日)の2日間、滋賀医科大学中庭を会場として、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018滋賀医科大学」が開催されました。
リレー・フォー・ライフとは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん制圧をめざすチャリティーイベントです。がん患者さんやご家族、そして支援者が交代で24時間歩き続け、痛みを分かち合い、勇気と希望を与え合います。
学生が主体となって大学で開催する「カレッジリレー」として3度目の開催となり、今年は京都薬科大学の学生も実行委員に迎え、一緒に活動しました。
開会式では、日本対がん協会の是澤氏、滋賀県健康医療福祉部角野理事、塩田学長のあいさつの後、医学科第3学年大胡実行委員長から熱い想いのこもったあいさつがあり、がん患者さん及びがん経験者の方によるサバイバーズラップからリレーウォークが始まりました。
今年は夜間の天気の崩れが心配されましたが何とか持ちこたえ、来場者はリレーウォークへの参加や講演会、ブースでの健康診断など様々な体験を通してがんに関する見識を深めることができました。
13日の18時30分からは、がんで亡くなった方への追悼や闘病中の方への励ましのメッセージを灯すルミナリエセレモニーが行われ、参加者は闘病されているご家族への手紙や詩の朗読を聞き、亡くなった方を偲びました。
14日の正午には学生ラップ・ファイナルラップによりリレーウォークが締めくくられ、24時間にわたるイベントは閉会となりました。
参加者の力により、多くのがん患者の方に勇気と希望を与え、がんに立ち向かう決意を新たにすることのできるイベントとなり、集まったお金は日本対がん協会へ寄付されました。
また、滋賀医科大学医学部附属病院も、腫瘍センターを中心にイベントに参加しました。
東近江医療圏のがん診療連携拠点病院として、東近江総合医療センター、近江八幡市立総合医療センターとともに当院の教職員など総勢約30名が、地元をもじった「じもてぃ3がん病院」の名称でブースを出展し、各病院によるがん診療に関する取り組みや開催予定のがん関連講演会の案内を行いました。さらに、ルミナリエセレモニーでは、事前に院内で受け付けたルミナリエバックを灯したり、個人参加の多くの病院職員とともにリレーウォークにも参加するなど、イベントを応援しました。