日程
2018.08.22-2018.08.23
虎姫高等学校SSH(スーパーサイエンスハイスクール)サマーセミナーを実施しました。
8月22日(水)、23日(木)の両日、SSH事業の一環として、医学科や看護学科への進学を考えている虎姫高等学校の生徒37名(医学科志望10名、看護学科志望27名)が、本学を訪問しました。
1日目は全体講義となっており、午前中は社会医学講座(衛生学)の垰田准教授から「医師の使命と働きがい」について、病理学講座(疾患制御病理学)の伊藤准教授から「インフルエンザ」についてそれぞれ講義がありました。
午後からは病理学講座(分子診断病理学)の杉原教授から「がんからみた医学」と題して講義があり、講義の後は顕微鏡実習室に移動し、がんの組織をバーチャルスライドで観察しました。
2日目は医学コースと看護学コースに分かれ、それぞれ実習や講義を受講しました。 医学コースでは、生化学・分子生物学講座(再生・修復医学)の小島教授、寺島准教授他2名の先生方の協力によりブドウ糖負荷試験を行い、生徒は自身の血液で血糖値とインスリン値を調べました。一方、看護学コースでは、臨床看護学講座(成人)の宮松教授から「科学としての看護学-看護研究への誘い-」と題し、講義がありました。
台風が接近していたため、残念ながら2日目のサマーセミナーは午前中で終了しましたが、生徒は講義中・実習中にも、先生に活発に質問をしていました。また、終了後に医学・看護学それぞれのコースの授業内容について情報交換を行うなど、充実した2日間を過ごしたようでした。