新任教員の紹介
荒田 順 教授/形成外科学講座

このたび、2026年4月1日付けで滋賀医科大学形成外科学講座の教授を拝命いたしました。これまでご指導、ご支援を賜りました諸先生方ならびに関係の皆様に、心より御礼申し上げます。
自己紹介
私は1994年に滋賀医科大学を卒業した14期生で、京都大学形成外科に入局後、和歌山、島根、京都の基幹病院において、多くの症例を経験しながら形成外科の幅広い領域で研鑽を積んでまいりました。
形成外科診療への思いと今後の抱負
形成外科は、外傷、腫瘍切除後の再建、先天異常、難治性潰瘍などに対し、機能と整容の両面から患者さんの生活の質を支える重要な診療科です。私は切断指再接着や遊離組織移植術などのマイクロサージャリーを専門とし、形成外科医を志す原点となった体表先天異常の治療にも力を注いでまいりました。今後は、形成外科の専門性をさらに高めるとともに、学内各講座との連携を深め、高度で質の高い医療の提供に努めてまいります。あわせて、後進の育成、臨床に根ざした研究の推進、地域医療への貢献にも力を尽くし、患者さん、地域、そして学内から信頼される講座づくりを進めてまいります。今後とも、教室員と力を合わせ、本学の発展に一層貢献できるよう努めてまいります。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
西田 淳史 准教授/消化器内科学講座

このたび、2026年2月1日付けで滋賀医科大学消化器内科学講座の准教授を拝命いたしました、西田淳史と申します。このような機会をいただき、大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いでおります。
自己紹介
2001年に滋賀医科大学を卒業後、滋賀医科大学内科学第二講座(消化器・血液内科)に入局し、臨床と研究の双方に取り組んでまいりました。大学院では消化管の慢性炎症や膵臓の線維化の機序解明をテーマに研究を行い、その後、米国Massachusetts General Hospitalに留学する機会を得て、炎症性腸疾患の病態に関する基礎研究に従事しました。帰国後は本学にて診療・教育に携わるとともに、炎症性腸疾患を中心に、臨床と基礎をつなぐトランスレーショナルリサーチを継続しております。
今後の抱負
消化器内科学講座には、開講当時(内科学第二講座)より「診療・教育・研究の三つの面すべてについて教室員の能力を開発していく。“良医”たらんと自ら努力し、また皆が“良医”になるよう協力することにおいて、診療・教育・研究の三つは一体のものとなる」という基本構想が掲げられ、現在まで大切に受け継がれてまいりました。
私自身も、この基本構想を深く胸に刻み、炎症性腸疾患の病態解明と新規治療の創出を目指し、基礎・臨床双方からの研究をさらに発展させるとともに、研究マインドを持った次世代の“良医”の育成にも力を尽くしてまいります。本学および地域医療の発展に貢献できるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
天野 創 准教授/産科学婦人科学講座

このたび、2026年3月1日付けで産科学婦人科学講座准教授を拝命いたしました、天野創でございます。
臨床と研究への取り組み
専門は婦人科腫瘍であり、これまで臨床と研究の両面から取り組んでまいりました。子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌をはじめとする婦人科悪性腫瘍に対し、根治性と低侵襲性の両立を意識した診療を行うとともに、より安全で質の高い治療の確立を目指した研究を進めています。さらに、がんは単に治すことのみを目的とするのではなく、治療に伴う副作用の軽減や合併症の予防を含めた健康増進が重要であると考えています。患者さんの生活の質の向上に加え、精神心理的・社会的側面にも配慮した医療を心がけています。また、基礎研究として患者由来オルガノイドを用いた病態解析や新規治療開発にも取り組んでおります。
Message
今後もこれまでの経験を生かしながら、日々の診療・研究・教育に真摯に取り組んでまいります。共同研究などの機会がございましたら、お気軽にお声がけいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
門田 陽介 准教授/医療情報部

2026年4月1日付けで医療情報部の准教授を拝命いたしました、門田陽介と申します。何卒よろしくお願い申し上げます。
自己紹介
私は京都府で生まれ、幼稚園から高校までの節目ごとに奈良県、京都府、愛媛県、滋賀県と拠点を移して育ちました。専門学校にて臨床検査技師免許を取得後、信州大学医学部保健学科への編入学を機に長野県へ移り、2011年に同大学を卒業いたしました。
卒業後は信州大学医学部附属病院での勤務を経て、実家のある滋賀県へ。その後、キャリアの転機を迎え、ご縁があった滋賀医科大学に技術補佐員として着任し、これを契機に本学大学院へ進学し、遺伝子発現解析(バイオインフォマティクス)をテーマにした研究に邁進しておりました。
折しもコロナ禍によるオンライン講義への対応が急務となったことで、在学中に情報総合センターの教員として採用が決まり、以降は、情報技術に関する知識と臨床検査技師としての医学的知見を活かし、医療情報部へと主軸を移して大学運営・研究・教育に取り組むとともに、大学および附属病院における情報基盤システムの管理者として実務を担ってまいりました。
これからの取り組み
今後は前述の経験を最大限に活かし、本学の情報基盤システムのさらなる発展と利便性向上を目指し、保守・管理・運営だけでなく、生成AIを活用した新規システムの構築にも取り組んでまいります。
また研究面では、近年、心電図における深層学習を用いたAI解析を進めております。心疾患にとどまらず、様々な疾患との関連性の解明や疾患予測が可能なAIシステムの開発を通じ、研究成果を社会に発信して、より多くの方々が豊かに暮らせる医療の実現に貢献したいと考えております。
さらに教育面におきましても、次世代の医療を担う医学生に対し、生成AIの適切かつ効果的な活用方法を伝える実践的な教育に注力してまいります。 滋賀医科大学の発展に尽力する所存ですので、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
藤岡 祐介 准教授/神経難病研究センター橋渡し研究ユニット神経診断治療学部門

2026年4月1日付けで神経難病研究センターの准教授を拝命いたしました、藤岡祐介と申します。よろしくお願い申し上げます。
自己紹介
私は2022年に滋賀医科大学へ着任し、神経内科の臨床医として診療に携わる傍ら、一貫して神経変性疾患の病態解明に向けた基礎研究に取り組んでまいりました。また近年は、「神経科学的なアプローチで社会をより良くしたい」という思いから、神経行動経済学の知見を取り入れた健康行動変容プロジェクトなど、医療の枠組みを超えた社会実装にも取り組んでいます。さらに、日常の何気ない現象に神経科学の視点から新たな側面を見いだし、その知見を社会へ還元する活動にも力を入れております。
今後の目標
基礎研究の成果をいかにして患者さんのもとへ届けるか、このトランスレーショナルリサーチの実践こそが私の中心的な使命です。今後も引き続き、橋渡し研究ユニット神経診断治療学部門に所属し、神経難病の克服を研究の軸に据え、本学の恵まれた環境のもと、基礎と臨床、医学と社会をつなぐ架け橋となれるよう努めてまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。