- ※ 重要な内容ですので、長文ですが最後まで熟読願います。
- ※ 本報の内容については、積極的に周囲の学生・教職員と共有・確認願います。
- ※ 業務委託等により附属病院を含む本学学内において勤務する外部業者の社員・職員等へは、関係部署等から本報の内容を周知願います。
令和 5 年10月 3日
学生・教職員 各位
学長 上 本 伸 二
新型コロナウイルス感染拡大に係る注意喚起(第38報)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、感染症法上の位置づけが5類感染症に変更されたこと(令和5年5月8日)に伴う政府の基本的対処方針の廃止を受けて、本学においても5月8日から、学生・教職員の行動指針や諸業務・諸活動に係る制限等の全般的な見直し・緩和・撤廃等を図ったところです。
政府の基本的対処方針の廃止に際しては、今後の日常における基本的な感染対策について、個人や事業者の主体的な選択・判断を尊重する方針が示されたところですが、当該方針の社会的な浸透状況に鑑み、この度、本学においても、行動指針や諸制限等のさらなる見直し・緩和・撤廃等を図るとともに、これまで全学的対応・調整を担ってきた危機対策本部(新型コロナ対応)を解散します。
なお、本報をもって、諸業務・諸活動に係る包括的な注意喚起は終了としますが、学生・教職員は、依然として感染リスクがあること、附属病院を有する医科大学である本学の教育・研究・医療など諸機能は重要な社会的使命を持つことを、あらためて認識してください。そのうえで、各自がその構成員としての責任感と誇りを持ち相互協力のもと、今後も引き続き、本報に記載の行動指針等の内容を念頭に対応・行動してください。
また、附属病院においては別途、詳細な対応や留意事項を策定していますので、感染制御部のホームページや同部からのメール等も、併せて確認してください。
(感染制御部(学内専用))
http://ulysses.shiga-med.ac.jp/hqsafety/
【トピックス(学生・教職員)】(第38報において見直しを図った主な事項等)
★第38報において見直しを図った事項等は、いずれも令和5年10月10日から適用します。それまでの間は、引き続き第37報(令和5年5月2日発出)の記載内容に従ってください。
(「新型コロナウイルス感染拡大に係る注意喚起(第37報)」)
https://www.shiga-med.ac.jp/news/others/3880
【行動指針(学生・教職員)】
◎ 今後の基本的な対応指針を整理・明記。
【学生・教職員共通関係】
◎ 「2.マスク着用」、「3.食事・会食等」→制限を緩和。
◎ 「4.通学・出勤禁止の考え方」→陽性者となった場合の報告など対応フローを変更、同居者が陽性者となった場合の報告義務を撤廃、等。
◎ 「5.休暇中の私事旅行を含む海外渡航(※以下削除:・国内移動等)」→国内移動の制限等を撤廃。
★第37報に記載の以下の諸事項については、具体的な対策・制限等を撤廃。ただし、各事項とも今後も引き続き、本報にて更新・周知する【行動指針(学生・教職員)】の内容を念頭に対応・行動すること。
【重要事項(学生・教職員)】「学内における消毒」
【学生・教職員共通関係】「研究活動」、「研究に際する患者さんとの接触」、「研修会・講演会等の実施」、「本学体育施設の使用」
【学生関係】「講義等(試験を含む)」、「演習・実習等(試験を含む)」、「学部学生の就職活動」
【教職員関係】「兼業」、「海外からの研究者等の受入れ」、「報道取材の対応」
※見直しの詳細は、以下の各事項等の内容を参照願います。
【行動指針(学生・教職員)】(※10月3日更新・10月10日から適用)
○ 学生生活上・業務上又は私事を問わず、3密(密閉・密集・密接)の条件が重なる場所等での感染リスクを常に意識するとともに、手洗い・消毒等の手指衛生や咳エチケットなど、政府が推奨する感染拡大防止対策に配慮し、対応・行動すること。
【学生・教職員共通関係】
1.ワクチン接種
1)学生・教職員とも、ワクチン接種を推奨する。
2)なお、不接種を選択する場合であっても、本学における就学上や就業上の不利益は生じない。
3)ただし、たとえば学外医療機関等での(学生)臨床/臨地実習や(教職員)兼業に際して、別途、当該機関等から接種を求められる場合等が想定されることに留意すること。
2.マスク着用(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)学生・教職員とも、附属病院内では、会話の有無に関わらず、マスクを着用を強く推奨。附属病院を除く大学内では、特段の指示がない限り、マスク着用は個人の判断に委ねる。
2)なお、飛沫感染の防止効果の観点から、布製マスクやウレタンマスクではなく、不織布マスク(サージカルマスク)の着用を推奨する。
3)ただし、諸事情(肌荒れ等の身体的事情や経済的事情など)により不織布マスク(サージカルマスク)の着用が困難な場合は、その限りではなく、他の種類のマスクを着用すること。
3.食事・会食等(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)飲食を伴う行事や会食の開催・参加に際しては、感染拡大防止対策に配慮すること。
4.通学・出勤禁止の考え方(※10月3日更新・10月10日から適用)
★学生・教職員とも、大学への体温報告は不要ですが、引き続き毎日(土日祝日・休日を含む)の検温等により体調管理に努めてください。なお、学部学生用の「滋賀医大学部学生体温チェック」は、引き続き、検温の記録など体調の自己管理ツールとして提供しますので、適宜、任意で活用(※講義・演習・実習担当教員の判断で活用を求める場合があります。)してください。
(「滋賀医大学部学生体温チェック」)
https://fevercheck.shiga-med.ac.jp/student/
1.37.5℃以上の発熱があった場合(学生・教職員共通)
1)37.5℃以上の発熱があった場合は、通学・出勤せず、1日2回の検温等により体調管理に努めること。
2)発熱がない日は、通学・出勤可。
2.陽性者となった場合(学生・教職員共通)(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)PCR検査等で陽性と判定された場合は、学部学生は保健管理センターの専用メールアドレス:stnetsu@belle.shiga-med.ac.jp及び学生課学部教育支援係:hqgaku@belle.shiga-med.ac.jpに、教職員・大学院学生は所属長・指導教員に連絡するとともに、本人又は所属長・指導教員のいずれかから専用メールアドレス:corona@belle.shiga-med.ac.jpに、それぞれ次の情報をただちに報告。
・メールタイトル:【氏名 コロナ】
・メール本文内容:(1)所属、(2)氏名・学籍番号(学生・6桁)/TRUNK ID(教職員・4桁)、(3)疾患名(新型コロナ)、(4)発症日、(5)自宅療養待機終了日、(6)医療機関受診有無
2)報告を受けた保健管理センター又は感染制御部は、感染状況等を把握・整理する。特段の事情がない限り、個別の指示等は行わない。
- 「COVID-19陽性者の就業・就学制限に関する考え方について」(※更新なし)
- 「陽性者となった場合の対応フローチャート」(※10月3日更新・10月10日から適用)
3.同居者が陽性者となった場合(学生・教職員共通)(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)通学・出勤禁止措置の対象外とするが、同居者の陽性判明日から5日間は、屋内外を問わずマスクを着用したり食事は周囲と離れて摂るなど、感染拡大防止に係る対策・配慮を徹底すること。
5.休暇中の私事旅行を含む海外渡航(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)学生・教職員の海外渡航の実施、中止、延期、継続、途中帰国の可否判断基準は、「外務省海外安全ホームページ」に掲載の「危険情報」及び「感染症危険情報」に基づき本学が定める「海外危険情報対応基準」を確認のうえ対応。
※海外渡航にあたっては、別途、海外渡航届等の関係書類を教職員は医学研究監理室に、学生は学生課学生支援係にそれぞれ提出してください。(医学研究監理室:077-548-2896 risk@belle.shiga-med.ac.jp、学生課学生支援係:077-548-2072 hqshogak@belle.shiga-med.ac.jp)
【学生関係】
<学生相談連絡先>
(講義・演習・実習・試験関係)
学生課学部教育支援係 077-548-2068 hqgaku@belle.shiga-med.ac.jp
学生課大学院教育支援係 077-548-2095 hqgs@belle.shiga-med.ac.jp
(修学支援・学生生活全般関係)
学生課学生支援係 077-548-2072 hqshogak@belle.shiga-med.ac.jp
(健康相談関係)
保健管理センター 077-548-2087 hqheadm@belle.shiga-med.ac.jp
(英語対応)
国際交流センター 077-548-2883 hqkouryu@belle.shiga-med.ac.jp
1.学部学生の大学・附属病院への立入り制限(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)学部学生にクラスター等の集団感染が発生した場合は、学長の判断により大学への立入りを禁止することがあります。
2)附属病院での臨床/臨地実習に際して、各診療科・部等の判断により、実習区域を制限(複数科等が同居する病棟への入構可否は、病院が決定。)する場合があります。また、学部学生間や附属病院内でクラスター等の集団感染が発生した場合は、附属病院長の判断により、全学部学生を対象に、附属病院への立入りを禁止することがあります。
※【2)関係】手術室への入室に際しては、手術室への入室に関する指針(「手術部での学生実習について」)に従ってください。
- 「手術部での学生実習について」(※更新なし)
2.臨床/臨地実習(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)学内(NHO東近江総合医療センター・JCHO滋賀病院・公立甲賀病院を含む)での臨床/臨地実習は、感染拡大防止対策に配慮のうえ、参加型により実施します。
2)附属病院への入構制限は、【学生関係】「1.学部学生の大学・附属病院への立入り制限」を参照してください。
3)学外での臨床/臨地実習は、協力医療機関等の状況に応じて、可能な限り対面形式により実施します。なお、感染拡大防止対策に関しては、各機関等の指示に従ってください。
※1)にかかわらず、感染拡大の状況等によっては、附属病院長の判断により参加型での実施から見学型のみでの実施に変更したり、中止又は延期したりすることがあります。
※3)にかかわらず、感染拡大の状況等によっては、教育担当理事の判断により遠隔形式やシミュレーター使用等による少人数での対面形式(学内)等による代替措置に変更したり、中止又は延期したりすることがあります。中止又は延期した場合は、代替措置を実施します。
3.課外活動等(※10月3日更新・10月10日から適用)
1)課外活動等は、屋内外及び学内外を問わず、各競技・文化活動等の連盟・団体等が策定する活動ガイドライン等に則り、感染拡大防止対策に配慮してください。なお、課外活動団体による活動等については、顧問教員の承認を要します。詳細は、学生課から通知します。
2)ただし、感染拡大の状況等に鑑み、「UNIVAS大学スポーツ活動ガイドライン」(2023.3.13版)のうち「表2.スポーツ活動の段階的再開計画例」に示すフェーズ2~5の範囲内で活動してください。詳細は、学生課から通知します。
3)合宿、遠征、大会・試合参加、コンサート、ライブ開催、イベント開催等の活動は、次のとおり対応してください。詳細は、学生課から通知します。
ⅰ)本学が活動レベルをフェーズ5としている場合は、届出制。
ⅱ)本学が活動レベルをフェーズ2~4としている場合は、感染拡大の状況等を勘案した許可制。
4)1)~3)にかかわらず、遠隔形式での課外活動等については、特に制限しません。
★【2)関係】屋内外及び学内外を問わず、感染拡大の状況等を勘案のうえ、フェーズ2(少人数のグループ練習等)からフェーズ5(フルコンタクトを伴うチーム全体練習等)の範囲内で制限緩和又は制限強化を図ります。詳細は、学生課から通知します。
★陽性者となったため通学禁止措置の対象となった場合は、「COVID-19陽性者の就業・就学制限に関する考え方について」(※【学生・教職員共通関係】「4.通学・出勤禁止の考え方」参照)に従い、復学後も発症日から10日間が経過するまでは、自主的な感染予防行動を徹底してください。
(スポーツ庁:スポーツ関係の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインについて)
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop01/list/detail/jsa_00021.html
(大学スポーツ協会:「UNIVAS大学スポーツ活動ガイドライン」(2023.3.13版))
https://img.univas.jp/uploads/2023/03/4846dd7d4db51474115572adb3feee48.pdf
※飲食を伴う行事や会食の開催・参加に際しては、感染拡大防止対策に配慮してください。
【その他】
1.病院実習・研修・見学等の受入れ
1.学外の医療系学生
1)附属病院における実習・見学等の受入れは、受入診療科・部等、附属病院構内の入構制限等に関して、受入時点での本学学部学生の臨床/臨地実習の実施に係る制約等を超えない範囲に限定のうえ、感染拡大防止対策への配慮を条件に、許可。
※本報発出時点での本学学生の臨床/臨地実習の実施に係る制約等については、【学生関係】「1.学部学生の大学・附属病院への立入り制限」及び「2.臨床/臨地実習」を参照してください。
2.学外の医師・歯科医師・看護師・メディカルスタッフ
1)附属病院における実習・研修・見学等の受入れは、感染拡大防止対策への配慮を条件に、許可。
3.【共通】学外の医療系学生・医師・歯科医師・看護師・メディカルスタッフ
1)附属病院構内ではなく大学構内等において、シミュレーター使用等による少人数での対面形式による、患者非接触の代替措置を実施可能な実習の受入れは、原則として許可。
★【1.~3.関係】実習・研修・見学期間中の体温・諸症状等は自己管理としますが、発熱(37.5℃以上)がある日や所属先機関でクラスター等の集団感染が発生した場合は、実習・研修・見学を中止としますので、すみやかに受入診療科・部等に報告し、その指示に従ってください。
★【1.~3.関係】新型コロナウイルス感染症の陽性者となった場合や同居者が陽性者となった場合の措置については、【学生・教職員共通関係】「4.通学・出勤禁止の考え方」を参照してください。
【関連情報ホームページ】
(※適宜確認願います。)
・内閣官房(新型コロナウイルス感染症対策)
https://corona.go.jp
・外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp (PC版、スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
・文部科学省(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
・厚生労働省(新型コロナウイルス感染症について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・厚生労働省(新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
・滋賀県ホームページ
https://www.pref.shiga.lg.jp/