令和4年5月19日に本学学生2名が、同26日に1名がそれぞれ強制性交等容疑により逮捕され、6月9日に同罪により起訴された事件について、本日、本学元学生1名(令和4年9月29日付退学処分)が、有罪判決を受けました。ほかの2名につきましては、まだ公判が始まっておりませんが、今後の裁判の動向を注視しながら、確認できた事実に基づき、厳正に対処いたします。
あらためて、被害に遭われた方とそのご家族、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。また、本学関係者の皆様におかれましても、ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
本学は医療人を育成する教育機関として、今回の事件を極めて重く受け止め、二度とこのようなことが起きないよう、Fitness to Practice(医療者としての適格性)教育やハラスメント防止教育の正規カリキュラムへの導入を含め、様々な継続的かつきめ細やかな再発防止策を実行し、全ての学生が健全な学生生活をおくることができる環境づくりに、全力を尽くして取り組んでまいります。
参考:『本学学生の逮捕・起訴を受けたセクシュアルハラスメント及び性暴力・性犯罪等の再発防止策について』(PDF)
令和5年1月10日
国立大学法人滋賀医科大学長 上本 伸二